どうして虫歯になるの? その③唾液編

みなさんこんにちは。

半田市・半田口駅・住吉町駅の歯科医院(歯科・歯医者)

かなえ歯科矯正歯科クリニック、院長の久木田 亮です。

 

どうして虫歯になるの?シリーズも今回でその③!

なんとか皆さん、ついてきていますか!?笑

今回は、お口の中の強いつよーい味方である、唾液さんをご紹介いたします。

唾液

唾液は、主に三大唾液線である、耳下腺、顎下腺、舌下腺から産生されます。

あと、口腔粘膜には小唾液腺という小さな唾液腺もあり、そこからもわずかながら産生されます。

なんと1日に0.7~1.5リットルも産生されます!

何もしてないのに、大きなペットボトル一本分飲んでるとは驚きですね!

実際は、食事中などにもたくさん出てるので、日中は気づきにくい程度の量なのだと思います。

 

唾液は99.5%が水です。残りの0.5%に、たんぱく質、糖タンパク質、無機質が含まれます。

カルシウム、リン酸、重炭酸塩、アミラーゼ、リゾチーム、ラクトフェリン、ペルオキシダーゼ、

抗体、凝集素、ヒスタチン、プロリンに富むタンパク質、スタテリン、ムチンなど…

この0.5%の中に、唾液の超重要な成分がモリモリに盛り込まれています!

今日はこのあたりの話で終わりそうな気がする…順番に見て行きましょう!

水分

唾液の中のほとんどは水分であることは先ほどお話ししました。

へ~水かぁ~。

って思っているのあなた!水は非常に重要です。水分に謝りましょう。

唾液中の水分の働きは、食片・酸・細菌を口腔内から洗い出すのに役立っています!

前々回にもお話ししたように、虫歯のなりやすさの項目で食べ物の物理的特性についてお話ししました。

ネットリと歯面にこびりついた食べカスは、虫歯のリスクを非常に上昇させます。

それを洗い流してくれるのが水分というわけです。

水分さん、ありがとう!!

カルシウム・リン酸

唾液の中には通常、カルシウム塩とリン酸塩が過飽和(これ以上入らないくらい一杯ある、という意味)な状態です。

このおかげで、正常な口腔内のpH(酸性度)では、歯にカルシウムとリンが供給され続け、歯は溶かされません。

逆にその弊害として、いっぱいありすぎてカルシウムが歯石となってしまいます。特に、大唾液腺の近くである下顎前歯の裏側や、上顎大臼歯の頬側に歯石がついてしまうことがあります。

炭酸水素イオン HNO3-

唾液中には炭酸水素イオンHNO3-があります。

化学式を見るとアレルギーが生じる人もいるかもしれませんww でも炭酸水素イオンは唾液の中でもとっても大事な役割を果たしています!

炭酸水素イオンは、ミュータンス菌が酸を産生した時や、酸っぱいものを食べた時など、お口の中が酸性に傾いた時、

炭酸水素イオンが、それを酸性にならないように中和してくれます。

つまり、歯が溶けやすい状況になりにくくしてくれているということですね!

この炭酸水素イオンの働きによって、唾液が虫歯、酸から歯を守っていると言えます。

 

あと、細かいものはサラっと行きますね!

 

アミラーゼ ・・・ デンプンを分解します。

プロリンに富むタンパク質、スタテリン ・・・ 歯面に付着してカルシウムバランスに影響、初期虫歯を軽減

ムチン ・・・ 唾液に粘性を与える

抗体 ・・・  免疫グロブリン。酵素を中和したり、細菌にくっついてまとまり、飲み込まれやすくする

ラクトフェリン、リゾチーム、ペルオキシダーゼ ・・・ 抗菌作用のある成分

 

 

はい。と言うわけで、今日は唾液を紹介しました!

重要なことは、

①唾液からカルシウムとリン酸が歯に供給される!

②唾液は酸を中和する!

今日はこの二つを覚えて帰ってください~!!

良質な唾液がたくさん出れば、虫歯から歯を守ることができます!

 

反対に、唾液が出にくい方もいらっしゃいます。

老化内服薬の影響、もしくはシェーグレン症候群ドライマウスといった病気なんかも考えられ、

こういった条件の場合はどうしても唾液による作用が弱くなり、虫歯になりやすくなります。

上記のことで思い当たることがある方は、ぜひ一度当院にご相談ください!

今日はここまで!

次回は 遺伝編! です!

 

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