すきっ歯は空隙歯列(くうげきしれつ)とも呼ばれ、多くの方が悩む不正咬合(歯並びの乱れ)の一つです。すきっ歯はその見た目だけでなく、口腔機能にも影響を及ぼす可能性があります。すきっ歯の主な原因や将来的なデメリット、さらに効果的な治療法について詳しく解説します。すきっ歯にお困りの方や治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
すきっ歯が放置されると、口腔内だけでなく
心身の健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります
DENTAL
PHYSICAL
MENTAL
TREATMENT
01
矯正治療は、すきっ歯を改善する最も一般的な方法の一つです。歯列矯正装置を使用して歯を徐々に動かし、隙間を閉じることを目的とします。半田市のかなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、メタルブラケットやクリアブラケット、マウスピース型矯正装置(インビザライン)など、さまざまなタイプをご用意しています。
矯正治療のメリットは、自然な形で歯並びを整えることができる点です。また、長期間にわたる治療が必要ですが、治療後は持続的な効果が期待できます。一方で、装置の装着期間中は定期的なメンテナンスや調整が必要となり、場合によっては食事の制限が発生することもあります。
TREATMENT
02
セラミッククラウンは、歯の形や色に合わせて作られる人工の被せ物で、すきっ歯の改善にも利用できます。この方法は、歯の隙間を埋めるだけでなく、欠けた歯の修復や形態の改善にも有効です。セラミックは自然な歯の色に近いため、見た目が非常に自然です。
セラミッククラウンは耐久性が高く、審美性にも優れており、程よい柔軟性があり歯に対する負担が少ないため、長期間にわたって使用できます。ただし、自費診療なので治療費が比較的高額であり、歯を削る必要があるため、慎重な検討が必要です。
TREATMENT
03
ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックの層を貼り付けることで、すきっ歯を含む様々な歯並びの問題を改善する治療法です。特に美的な改善を目的としたもので、薄いシェルのような素材で歯を覆うため、自然な仕上がりが特徴です。
ラミネートベニアのメリットは即効性があり、治療期間が短い点です。また、歯の形や色を自由にデザインできるため、理想的な美しさを追求することも可能です。
しかし、自費診療のため治療費は自己負担となることや、装着するために歯を削るなどの手順が必要なため、慎重な検討が求められます。
TREATMENT
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ダイレクトボンディングは、歯の表面にレジンを直接盛り上げて、特殊なライトを当てて硬化させることで歯の形にする方法で、すきっ歯を改善する方法です。
メリットとしては即日で治療が終わる点です。デメリットとしては、歯の色を細かく合わせにくい場合があるという点があるので事前の診査が必要です。