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どうして虫歯になるの? その②食物編 前編

みなさんこんにちは。

半田市・半田口駅・住吉町駅の歯科医院(歯科・歯医者)

かなえ歯科矯正歯科クリニック、院長の久木田 亮です。

前回は、どうして虫歯にになるの?その①として、虫歯をつくる張本人であるミュータンス菌やラクトバシラス菌についてご紹介しました!

みなさんを困らせる虫歯を撃退するには、まずは相手を知らなければなりません!

彼を知り己を知らずんば百戦危うからず、と孫子も言っておりますので、対戦相手のことについてはよく知っておきましょう☆

今回はその②として、食物編となります!☆

みなさんは、食べることは好きですか?

好きですよね笑

僕も大好きです!最近結婚してためか、おかげさまで食生活も充実して、順調に脂肪を育てております…涙 幸せ太りということでしょうね^_^

食べ物は虫歯の発生に大きく関与します。

それを今日は勉強していきましょう!

まず!

栄養不足は虫歯に影響するのか!?

結論としては

多くの場合、関係はない!

と考えます。理由としては、虫歯の有病率が高いのは栄養状態が最高の国にみられ、飢餓状態にある集団には虫歯は全くみあたらないことが多いためです。

つまり、豊かで栄養がたくさんとれる国ほど、虫歯になっている

栄養不足と虫歯は関係ありませんね^_^

しかし、歯が生える子供の頃での栄養不足は歯の形成を悪くしてしまうし、極度の栄養不足状態では、お口の中の抗菌成分が不足し、虫歯が発生しやすくなることはあると言われています。

一概にはいえませんが、日常生活が通常に行えている場合であれば、栄養不足と虫歯は関係ないといえるでしょう!😆

虫歯を誘発する食事内容

虫歯は、ミュータンス菌が歯を溶かす酸を作ることによって生じます。

というか、ミュータンス菌は、生きのびるために栄養を摂取します。

その結果、代謝物(いうなれば、うんち?笑)として作られるが、乳酸で、それが歯を溶かします。

ミュータンス菌が摂取する栄養は、そう、皆さんが大好きな糖!そしてデンプン!です!

糖類には、

単糖であるグルコース、フルクトース、ガラクトース、二糖であるスクロース、マルトース、ラクトースなどがあります。

中でも、虫歯誘発性が高いと言われているのは、スクロース。スクロースは、グルコースとフルクトースからなります。

プラーク内に素早く浸透することができ、細菌の栄養として貯蔵されたり、菌体外多糖としてプラークの体積を増大させます

他との糖との違いは、このスクロースがもっとも多くのプラークを歯面に形成する、という点だそうです。

スクロースを多く含む食品は、

キャンディ、チューインガム、ジャム、ビスケット、コーンフレーク、果物などです。

まぁ、とにかく砂糖ですので、砂糖には注意です。

反対にこれら糖のなかでも、ラクトースは、比較的pHの低下が緩やかで虫歯になりにくい、そうです。(酸性の強さが弱く、歯が溶けにくい、ということ)主に乳類に含まれます。

同じ糖でも、食品によって含まれる糖の種類の違いで、虫歯のなりやすさが違うということですね!

なるべく虫歯をつくりにくい糖をもつ食品を選べると、良いでしょうね^_^

お次はデンプンです。

デンプンは、グルコースが何千個も繋がった多糖類と呼ばれる糖です。

デンプンを含む食品は、穀物、コメ、トウモロコシ、ジャガイモなどです。

また、多くの場合、これらデンプンを含む食品は、高温で熱せられたり、潰されたり、乾燥されられたりします。そう、例えば、ポテトチップスポップコーンなどがそうです。

これらは虫歯菌にとって、非常に分解しやすい構造になっているのです。加えて、歯にねっとりとネバリつくような性状になります。

これによって、デンプンはスクロースと同じくらい歯を溶かす酸を作り出してしまいます!

ポテトチップスに加えて、砂糖をたくさん含んだジュースを飲むと、それぞれだけの場合よりも強く歯を溶かす力が強くなってしまいます!😭やってしまいがちですが、1番危険なのでやめましょう😭😭

長くなってしまったので今回はここまで!

次回は食物編その2として、虫歯に対して防御的な食べ物、食べ物の物理的特性についてご説明します!

 

それではまた次回乞うご期待!

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