MENU

BLOG & COLUMNブログ&コラム

*

歯磨き剤の選択は?フッ素濃度1500ppmに!

みなさん、こんにちは☺️

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

毎日の歯磨きをする時に歯磨き剤は使われますか?

実は、歯磨き剤のチョイスはとっても大切なのです!

でも、お店に行くと色々な歯磨き剤があって悩んでしまいますね。

今日は、お口にぴったり合う歯磨き剤を選ぶためのヒントをお話していきます🗣

Unknown-1.jpeg

 

「フッ素」という言葉をよく耳にすると思いますが、

フッ素はもともととても反応性が高い元素(F)で、

フッ素だけで存在することはなく、必ず他のものと一緒になって

化合物として存在しています。

そのため、正確には「フッ化物」という呼び方がされ、

歯磨き剤などにはそのように記載されていつ製品もあります!

フッ素は実は自然界の色々なものに含まれています。

ex.緑茶、野菜、肉、水産物、歯、骨

~フッ素の働き~

①歯から溶け出したカルシウムなどのミネラルが

 歯に戻る作用をスピードアップする

②歯の結晶のなかに取り込まれ、むし歯になりにくい

 硬くて丈夫な歯をつくる

③抗菌作用によって虫歯菌が増えるのを抑える

フッ素は国内シェアの9割以上の歯磨き剤に配合されています。

多くの人が日頃からフッ素によってむし歯予防していることになります!🦷

 

これまで日本では、

歯磨き剤のフッ素の濃度は1000ppmが

上限とされていましたが、

2017年3月に、厚生労働省により、

国際基準(ISO)と同じ1500ppmを上限として

配合することが認められるようになりました。

歯科医院取り扱いの歯磨き剤のほか、

ドラッグストアやスーパーの一般市販品でも

1000ppm以上の歯磨き剤が増えてきています。

 

実際の製品では、上限である1500ppmを超えないように

少し少なめの1450ppmとして製造・販売をされています。

1450ppmの歯磨き剤は、

「高濃度フッ素配合」と表記されていることが多いのですが、

あくまで、従来品に比べて高濃度という意味です。

歯科医院で塗布するフッ素は9000ppmのため

これに比べると1450ppmも低濃度になります🙆‍♀️

 

しかし、お子様の使用に関しては、

安全性を重視して歯のエナメル質が作られる時期の

6歳未満には使用を控える」よう国内では推奨されています。

当院でも

お子様の手の届かないところへの保管をお勧めしています。

 

むし歯のみならず、

歯周病や知覚過敏、歯の白さなど

気になることは人それぞれだと思います。

お口の中の状態を確認させていただきながら、

お勧めのものをご提案させていただきますので

お気軽にお尋ねください!👍

 

参考:患者さんと歯科医院の笑顔をつなぐ歯科情報誌nico 2018.10

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

ページの先頭へ戻る