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離乳後期 歯ぐき食べ期9〜11ヶ月

みなさん、こんにちは😃

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です。

 

今回は《離乳後期 歯ぐき食べ期9~11ヶ月頃》

歯ぐきですりつぶす時期についてお話ししていきたいと思います!!👶🏻

 

●身体機能、運動発達

9ヶ月頃  ・はいはいが始まる

10ヶ月頃 ・音楽に合わせて手をたたく

      ・つかまり立ちができる

11ヶ月頃 ・自我意識が芽生える

●食べる、飲み込む機能の発達

 すりつぶし機能獲得期

 上下の奥の歯ぐきですりつぶす動きを獲得する時期

 9ヶ月頃 :・目と手と口の協調運動ができる

       (目で食べるものを確かめて、手指でつかんで、

        口に入れる一連の動作。

        目と手の口の協調運動は、1歳を過ぎるころに発達し始め、

        3歳頃までには食具を用いた摂食が上手になってきます。)

10ヶ月頃 :・手づかみ食べをする

       ・介助でコップから飲める

●歯と口の状態

 ・舌の側方運動をみとめる

 ・下あごの側方運動をみとめる

 ・口角の片側引きをみとめる

 ・4本生えてくる(9~11ヶ月頃)

●離乳の状態

 ・歯ぐきでつぶせるかたさ(目安:指でつぶせるバナナくらい)

●食べ方、飲み方支援

 ・やわらかめのものを前歯で少しずつかじり取らせるようにします。

 ・自分で食べたがるようになるので、見守りながらやらせてみます。

 ・徐々に生活リズムをつくっていきます。

 ・奥歯はまだ生えてきませんが、口に入ってきた食べ物を、

  歯の生えてくる歯ぐきですりつぶす機能が発達してきます。

  この時期は、すりつぶした食べ物を口の中で

  まとめることができるようになってきます。

 

《水分の飲み方》

 ・はじめはティースプーンなどを横にして、すする動きが出るように促します。

 ・一口飲みができるようになったら、カレースプーンなどを使って

  少しずつ水の量を増やし、2~3回ゴクゴクと飲めるようにします。

コップからの連続飲みの練習をしていきます。

 水の量は少なくした方がこぼしにくいです。

 手指のコントロールがまだ難しいため、大人が介助します。

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ストローマグ(シリコン製ストロー)の常用は避けます!!🙋‍♀️

 

~チェックリスト~

□食べ物の丸飲みがありますか?

 ・食形態によって、押しつぶしやすりつぶしに変化しているかを観察します。

 ・前歯が生えてきたら、口の中ですぐ溶けるような

  赤ちゃん用スナック菓子(赤ちゃんせんべい)や、

  食べる機能の発達に応じて、蒸しパンやおにぎりなどを

  かじりとる経験をしていきます。

□水分を口角からこぼすことはありませんか?

 ・コップの縁を上下の唇ではさむようにしてみます。

 ・コップにたくさんの水分を入れるのではなく、少量から練習します。

 ・手指の機能がまだ伴っていないため、

  自分でコップを持つとこぼれてしまいます。

 

前歯が生えてきたことにより、食べ物がかじりやすくなる時期ですね!!🥰

少しずつ噛めるようになったきたことで、

お子様自身も食べることが楽しくなってくるでしょう!!

ストローマグはすごく便利なものではありますが、

常用してしまうと口の周りの筋肉を使って嚥下するため、

異常嚥下癖を誘発しやすくなります💭

できたらコップから練習できるとお口の発達としてはオススメです!

 

参考:乳幼児の口腔機能支援ハンドブック

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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