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歯の神経(歯髄)の生死はどうやって診断するの?

みなさん、こんにちは☀️

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

歯が痛い!となったとき疑われるのがむし歯や歯周病です。

なにが原因かを突き止め治療を行っていきますが、

その中でもむし歯が神経にまで広がってしまった場合、

歯を救う最終手段となるのが「歯の根の治療」になります。

この治療はとても難易度が高く繊細な治療になります。

歯の神経(歯髄)がむし歯によって死んでいくとき強い痛みを感じます。

では、歯科医院では、

どのようにして歯髄が死んでいるのか、

それともまだ生きているのか、調べるのでしょう。

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●歯髄の生死診断の流れ

一般的な診察と検査

 ・問診

 ・視診

 ・触診

 ・レントゲン など

 痛みがあると言っても、むし歯(=細菌感染)が歯髄に達していなかったり

 実はむし歯ではなく

 歯の周りの痛み(歯ぐきやあごの筋肉の痛み)である事も多いからです。

 問診では何もしなくても痛むのか(=自発痛)、

 噛んだ時に痛むのか(=咬合痛)などを確認したりします。

 

歯髄の検査

 ・打診

 ・電気診

 ・温度診 など

 歯の根の治療を進める上で

 歯髄がどのような状態にあるのかを把握することは非常に重要です。

 打診は、痛みのある歯を、

 ピンセットの後端などでコツコツとたたきます。

 その歯と反対側にある痛くないほうの歯もたたいて痛みの程度を比較します。

 たたいて痛かったら「歯髄が死んでいる可能性がある」と考えられます。

 温度診では、

 冷却スプレーを吹きかけた綿球を歯に当てて反応を診ます。

 歯髄が生きていると「冷たい!」となりますが、

 歯髄が死んでいると異常な痛みを感じたり、ほとんど何も感じないことが多いです。

 (必ずしも反応で100%決めるわけではありません)

 電気診では、

 微弱な電気を流す専用の装置を使います。

 歯の切端に押し当てることで電気を感じる確認します。

 電気を感じないと歯髄が死んでいる可能性があります。

 

診断

 これまでの治療を踏まえて歯髄の生死の診断を行います。

 歯髄の生死は一つの検査でははっきりとわかるものではありません。

 そのため色々な検査を組み合わせて

 総合的に検討し、診断をします。

 色々な検査をするので大変だとは思いますがぜひご協力ください!🙇‍♀️

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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