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「食べること」は実は段階を踏んで成長していきます!

みなさん、こんにちは🤗

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

「食べるときに時間がかかる」

「噛まずに丸呑みしている」

「食べるときにくちゃくちゃ音がする」

など、お子さまの食べるときの心配事がある親御さんがいらっしゃいます。

原因は様々ですが、

まずは「食べるときの姿勢」について気をつけてみましょう!

「食べること」は、成長とともに

自然と育っていくもののように感じられますが、

実はきちんと段階をふまないと育たないものなのです。

 

食べるために必要なもの

①形態

 食べるために必要な歯が生えているか、

 歯は健康か、よく噛める噛み合わせになっているか。

②機能

 それらを協調運動させる筋肉や神経が発達しているか。

③意欲

 お子さまに「食べたい」という気持ちがあるか。

④食べる姿勢

 正しい姿勢で食事ができるか。

 

正しい「食べる姿勢」

・あごが上がっていない

・机の高さが体にあっている

 (ひじが90°に曲がるくらい)

・背もたれに寄りかからない

 (小さいお子さまの場合はクッションを置いてもOK)

・背筋が伸び骨盤が立っている

・いすの高さが体にあっている

・ひざの角度は90°くらい

・足の裏全体が床についている

 (足が届かない場合は台をおく)

 

なぜ正しい姿勢が大切なのか

・あごが上がっていない

 飲み込むときにあごが上がっていると、

 食べ物が気管に入りやすくなります。

 これは、大人になり、高齢になって

 お口の機能が弱ってきた場合、

 誤嚥や窒息の原因になります。

 正しい食べ方を身につけておくと将来にも役立ちます。

・背筋が伸びている

 前傾姿勢ではお口まわりの筋肉が動かしにくいです。

 背筋を伸ばしていると体幹が安定するので、

 お口まわりの筋肉が動かしやすいだけでなく、

 あごをリズミカルに動かしやすくなります。

・足の裏が床についている

 飲み込むときは、1回息が止まり、

 気管が塞がって食道が開きます。

 一瞬の緊張状態にあるので、踏ん張れる方が飲み込みやすいです。

 車椅子の方が食事をする際は、

 足の裏が安定するように足元にかたい台をおくと、

 飲み込みやすくなって誤嚥のリスクが低下します。

・机といすの高さが合っている

 食べることは手と目の協調運動です。

 机の高さがあっていないと手が動かしにくいので食べにくいです。

 お子さまは自分で机やいすを選べませんので、

 親御さんの方で環境を整えてあげましょう!👍

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食べることで気になることがある場合は、

まずは上記の食べる姿勢から変えてみましょう!🍴

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

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