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ー年齢別の歯磨き剤の応用量ー

みなさん、こんにちは😄

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

当院のブログでも、

何度もフッ素の有効性についてお話させていただきました。

フッ素の応用は、

むし歯予防の方法で

もっとも強いエビデンス(科学的根拠)があると認められています。

フッ素配合の歯磨き剤の使用はその1つで、

とても重要なむし歯予防方法です。

歯が生えたての乳幼児から高齢者まで、

すべてのライフステージで使用することをおすすめしています👍

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●フッ素

 世界保健機関(WHO)をはじめ

 多くの機関が「栄養素」と認めています。

 フッ素はほとんどの食物に含まれ自然界にふつうに存在します。

 人工的に作られた物質ではありません。

 栄養素なので、

 塩分などと同じように、

 不足しても過剰に摂取しても健康上の問題を引き起こします。

 

●フッ素配合歯磨き剤の応用量

・歯が生えてから2歳

 上限:1000ppm

 使用量(ペースト状の場合):1~2mm程度の少量

 使用方法:仕上げみがきの後に

      ティッシュで拭ってあげる など

・3~5歳

 上限:1000ppm

 使用量(ペースト状の場合):5mm程度

 使用方法:就寝前が効果的。

      歯磨き後、吐き出す。

      すすぐ場合は少量の水で1回のみ。

・6歳~成人・高齢者

 上限:1500ppm

 使用量(ペースト状の場合):1.5cm~2cm程度

 使用方法:就寝前が効果的。

      歯磨き後、吐き出す。

      すすぐ場合は少量の水で1回のみ。

*フッ素の適正な摂取量(目安量)は、

 1日につき体重1kgあたり0.05mg以上、

 上限量は0.1mg以下とされています。

 

適切な歯磨き剤の使用であれば、

毎日の歯磨き+食事などで問題はありません。

歯磨き剤を飲み込んでしまうことを前提としていませんので、

3歳以降、ぜひ吐きだす練習をしてみましょう。

なお、歯磨き直後のすすぎは、

フッ素の効果を弱くするので少ないほうが良いでしょう。

大人が使用する高濃度配合の歯磨き剤などを

お子さまの手が届くところに置いといてしまい、

万が一お子さまが食べてしまったり飲み込んでしまった場合

フッ素中毒を引き起こしてしまうことがあります。

必ず手の届かないところで保管しましょう🙇‍♀️

フッ素は効果の高いものですが、

多く使えばいいというものではありません。

適用量を守って使用してみてください。

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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