MENU

BLOG & COLUMNブログ&コラム

*

歯を残す最後の切り札、根っこの治療!大切なことは?

みなさん、こんにちは🌞

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

本日は、歯を残す最後の切り札、

根っこの治療についてお話ししていきます。

歯に炎症を起こしている、目に見えない敵=細菌を

歯のなかから徹底的に追い出し、減らすことで

炎症を止め、治癒に導くための治療です。

根っこの治療は難易度の高い治療法なのですが、

これが成功すると歯を抜かずに使い続けることができるのです👨‍⚕️

images-2.jpeg

 

●根っこの治療

①かき出す

 大きなむし歯ができ、神経が細菌に感染して膿んでいる場合

 このまま炎症が広がると、抜歯しなければなりません。

 膿んだ神経をかき出し、

 歯の中で繁殖した細菌を減らしていきます。

 歯を傷めないように細心の注意を払います。

②殺菌する

 神経をかき出した管のなかを薬剤できれいに洗います。

 消毒薬を詰め、

 新たな細菌が入らないよう仮の封をします。

 2~3回に通院で今までの過程を繰り替えし行い、

 念入りに殺菌します。

③封をする

 十分に殺菌できたところで、空洞になった管の封鎖のため

 ゴム状の詰め物をします。

 ガッチリ丈夫に封鎖し、

 その上に被せ物を支える台(支台)を作り、

 そこに被せ物を被せます。

*予約の間隔をあまり空けないようにしましょう!

 

根っこの治療は、1週間に1回ぐらいが理想的です。

長くても4週間以内には次の治療を行いましょう。

この治療では、掃除をした根っこに細菌が入らないようにすることが

とても大切ですが、治療途中の封は、

外して治療をするための、一時的な仮の封なので、

耐久期間は4週間程度と言われています。

(状態によってはもっと早いこともあります。)

治療期間が空くと、封の隙間から再度菌が入り込んでしまい、

今までの治療が台無しになってしまうことがあります😭

 

●根っこの治療をする上で知ってほしいこと

・治療後の痛みや違和感は6~7割の方が経験します。

 我慢できない痛みから、ほとんど気にならない程度の痛みや違和感など

 症状の度合いは個人差があります。

 治療がうまくいっていても症状が出ることがあります。

 2~3日すぎるとだいぶ楽になり、

 1週間もすると治ってくることがあります。

 もし痛みがひかない場合など、主治医に相談してみると良いでしょう。

・治療した歯では噛まないでください。

 治療途中の封をしてある状態や、

 仮歯が入っている状態で噛むと根っこに強い力が加わるので、

 トラブルの原因になってしまうことがあります。

 噛み合わせには注意しましょう。

 仮の封や仮歯が取れたときは、

 すぐにかかりつけ医院に連絡してみましょう!

・痛みは我慢しないで薬は早めに飲みましょう。

 強い痛みを我慢してしまうと、

 痛みに対する感覚が敏感になってしまって

 痛みが効きにくくなることがあります。

 (痛みがないときは飲む必要はありません。)

 

●治療後の定期検診はとても重要です!

 治療が終わって症状がいったん消えても、

 万が一炎症が残っているとジワリと痛みが再発することがあります。

 早期発見ができるよう、

 検診を欠かさず、定期的にレントゲンを撮ると良いでしょう!

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

ページの先頭へ戻る